こんにちは。
さっそくですが今月読んだ本の感想です。
こちら。
朝井リョウ(2012)『何者』新潮社。
直木賞受賞作で、後に豪華な俳優陣で映画化もされたので、ご存じの方が多いかもしれません。
就活とSNSを通して映し出される、青年期真っ只中の学生たちのお話ですね。
この本が話題になっていた頃、私もちょうど大学生でした。
でも当時は、就活を前に読んでしまったらなんだか心にダメージを負いそうな気がして、結局読まないままでした。
私はこの採用活動PTには新人の頃からずっと関わらせてもらってるのですが、
最初は"学生に近い視点で"考える立場だったのが、
社会人生活を重ねるにつれてどんどんその視点には立てなくなってきたような気がして、
当時どんな気持ちだったかなぁというのを思い出すいい機会かな、と引っ張り出して読んでみました(9年前の小説で今とは背景が異なるので、今の学生さんの気持ちとは違うかもしれませんが)。
ただ、もう。
めちゃくちゃ面白くて、読み出したら止まらなかったです。
平日なのにうっかり夜更かししました。
散りばめられた、ちょっとした違和感や伏線がラストの怒涛の展開につながって、ミステリーのような読後感でした。
あんまり言うと未読の方にネタバレになってしまうので詳細は避けますが。
でもリアルタイムで学生の頃に読んでたら、自分自身に突きつけられすぎてやっぱりちょっとしんどかったかも、とも思いました(笑)
いざ働き出してみると、就活はこれから続く長い長い社会人生活の前の、ほんの一コマでしかなかったように感じられるのですが、
こうしてあらためて振り返ってみると、
確かな拠り所もない中で、これから自分がどう生きていくのか。
どういう形であれ、向き合わなければならない、本当に難しい時間だったなとも思います。
就活生のみなさん、就活を頑張っている、もうそれだけで偉いです。本当に。
そんな中、ベテスダに興味を持ってこのページを読んでくださったあなた。
本当にありがとうございます。
頑張っている就活生が、よい職場に巡り会えますように。
ここがよりよい職場になるよう、微力ながら私も頑張りたいと思いました。